こんな覚えはないでしょうか。
- やり方が決まっているので、判断で止まらない
- 記録も引き継ぎも、ちゃんと残している
- 「効率化したいね」と思いつつ、今日も手で終わらせた
当てはまるなら、あなたはきちんと片づける人タイプです。やり方が決まっているので、迷いはありません。迷わないぶん、見直す機会もありません。
これはAI活用の適性を分ける4つの軸のうち、SDRM の組み合わせにあたります。
きちんと片づける人の強みは、消してはいけない
手が止まらない。基準があり(R)、記録も引き継ぎも残している(S)、人に渡すのも自然(D)。棚の中身は、いつもきちんと並んでいます。組織にとって最も扱いやすい型です。
「効率化しましょう」と言われ続けているかもしれません。手順そのものは、よくできています。 この型で回っている仕事が、実際にあります。
詰まるのは、性格ではなく組み合わせ
決まった手順のまま、疑う場面が来ない。手を動かして解決する型(M)なので、繰り返しの作業に自分の時間が使われ続けます。「効率化したいね」と思いながら今日も手で終わらせているのは、意志の問題ではありません。手が動く人は、止まって考える時間が構造的に作れない。
実際、こういうときに出ます

たとえば、毎週の定型処理。手順書どおりに40分で終わります。ミスもありません。ただ、その手順書が作られたのは3年前で、当時と今では使っているシステムが違う。それでも動くので、誰も見直しません。棚は毎日きれいですが、棚卸しはしていない。壊れていないものは、見直しの議題に上がりません。
なぜ、今まで直らなかったのか
手順どおりに動いていて、ミスも出ていません。壊れていないものを、人は見直しません。しかも見直すには手を止める必要があり、手が速い人ほど止まる理由がない。うまくいっていることが、そのまま見直されない理由になっています。
最初の一歩

手順書をAIに読ませて、「いま不要な工程」を挙げさせる。あなたは手順を持っているので、材料は揃っています。外から見ると、消せる工程が見つかることがよくあります。
そのまま使える指示文
AIに貼り付けて使えます。{work} のような箇所は、自分の仕事名に置き換えてください。
いま使っている手順書を貼ります。
現在の環境では不要になっている工程を挙げてください。「昔は必要だったが、いまのシステムでは自動で行われる」ものが対象です。理由も添えてください。
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(手順書をそのまま貼る)
あとで、これで確かめる
1か月後、指摘された工程を1つだけ削って回してみる。問題が出なければ、その削減は本物です。一度に全部は削りません。
4つの軸それぞれの、使いこなし方
きちんと片づける人タイプは SDRM の4つの極でできています。軸ごとに、効く使い方は違います。
- 仕事の覚え方:書いて残す … 自分の書いたものを、AIに読ませる前提で書く
- 仕事の抱え方:人に渡す … うまくいった指示文を、そのまま人に渡す
- 決め方:基準で決める … 自分の基準をそのままAIへの指示にする
- 手の動かし方:手を動かす … 「これ毎回やってる」と思った瞬間にAIに聞く
逆に、やらない方がいいこと
手順を全部作り直すこと。いま回っているものを止めるリスクのほうが大きい。削る候補を挙げるところまでで十分です。
まとめ
「効率化しましょう」と言われ続けているかもしれません。手順そのものは、よくできています。
詰まっているのは性格ではなく、SDRM という組み合わせの帰結です。だから気合いでは動きません。片づけ方は変えなくていい。手順書の棚卸しを、年に1回。
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