仕組み化そのものに時間を取られる|AI活用タイプ「設計する人」

AI活用Tips

こんな覚えはないでしょうか。

  • 同じ作業を2回やると、仕組みにしたくなる
  • 自分が休んでも困らないようにしてある
  • 「前どうやった?」と聞かれることが少ない

当てはまるなら、あなたは設計する人タイプです。一度作れば、次から楽になると知っている。その設計図を引く時間だけが、いつも足りていません。

これはAI活用の適性を分ける4つの軸のうち、SDRA の組み合わせにあたります。

設計する人の強みは、消してはいけない

仕組みが人から独立している。基準で決め(R)、人に渡し(D)、仕組みにして(A)、記録も残す(S)。16タイプで最も、あなたがいなくても回ります。「前どうやった?」と聞かれることが少ないのは、その証拠です。

この型に「属人化しています」と言う人は、まずいません。問題は別の場所にあります。 この型で回っている仕事が、実際にあります。

詰まるのは、性格ではなく組み合わせ

設計そのものに時間を取られる。この型に属人化の問題はほとんどありません。詰まるのはその手前で、書くこと・整えること自体がコストになるという点です。整備が趣味になり、本来やるべき仕事より仕組みづくりが優先されることがあります。

実際、こういうときに出ます

実際、こういうときに出ます

たとえば、ちょっとした集計依頼。1回きりで済む話なのに、あなたは再利用できる形にしたくなります。30分で終わる作業に、3時間かける。次から楽になるのは本当ですが、「次」が来ない仕事も混じっています。判断が要るのは、作るかどうかではなく、どれを作らないかです。

なぜ、今まで直らなかったのか

作った仕組みは必ず何かの役に立ちます。だから「無駄だった」と判定される機会がありません。判定されないものは減らせない。成果が出るぶん、やりすぎているかどうかが分からなくなる——この型だけが持つ、質の違う詰まりです。

最初の一歩

最初の一歩

AIに、自分の書いた設計メモをまとめて要約させる。あなたの資産は既に十分あります。足りないのは、作る時間ではなく、作らない判断です。「これは何回発生するか」をAIに聞いてから着手する。

そのまま使える指示文

AIに貼り付けて使えます。{work} のような箇所は、自分の仕事名に置き換えてください。

これから作ろうとしている仕組みについて説明します。
作る前に、次の3つを私に質問してください。「年に何回発生するか」「1回あたり何分か」「手でやった場合の合計時間」。
そのうえで、作るべきか・手でやるべきかを数字で判定してください。

あとで、これで確かめる

3か月後、作った仕組みが実際に何回使われたか数える。想定より少なければ、次は作らない判断の材料になります。作らなかった判断も記録に残します。

4つの軸それぞれの、使いこなし方

設計する人タイプは SDRA の4つの極でできています。軸ごとに、効く使い方は違います。

  • 仕事の覚え方:書いて残す … 自分の書いたものを、AIに読ませる前提で書く
  • 仕事の抱え方:人に渡す … うまくいった指示文を、そのまま人に渡す
  • 決め方:基準で決める … 自分の基準をそのままAIへの指示にする
  • 手の動かし方:仕組みを作る … 作った仕組みを、自分以外が直せる形にする

逆に、やらない方がいいこと

仕組み化そのものを目的にすること。回数の少ない仕事は、手でやったほうが速い。

まとめ

この型に「属人化しています」と言う人は、まずいません。問題は別の場所にあります。
詰まっているのは性格ではなく、SDRA という組み合わせの帰結です。だから気合いでは動きません。設計は続けていい。引かない設計図を、決める。

16タイプの動画はこちらにまとめています(順次公開中)。

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