人を助けるうちに自分の仕事が終わらない|AI活用タイプ「まじめに走り切る人」

AI活用Tips

こんな覚えはないでしょうか。

  • 困っている人がいたら、まず助ける
  • 気合いと時間で、なんとかしてきた
  • 「これ、無くせないかな」と思いつつ続けている

当てはまるなら、あなたはまじめに走り切る人タイプです。まじめだから、走り切ってしまう。走り切れてしまうことが、いちばんの落とし穴です。

これはAI活用の適性を分ける4つの軸のうち、HDRM の組み合わせにあたります。

まじめに走り切る人の強みは、消してはいけない

最後まで終わらせる。基準を持っていて(R)、人に渡すことにも抵抗がない(D)。困っている人がいれば手が出るので、チームの穴を埋めています。

「無理をしないで」と言われても、止まりません。走る力そのものは、削らなくていい。 この型で回っている仕事が、実際にあります。

詰まるのは、性格ではなく組み合わせ

終わってしまうから、問題として上がらない。手を動かして解決する型(M)で、記録は残さない(H)。気合いと時間で埋めた穴は、埋まった瞬間に見えなくなります。「これ、無くせないかな」と思いながら続けているのは、無くす提案の材料が残っていないからです。

実際、こういうときに出ます

たとえば、月末に必ず発生する差分の突き合わせ。毎回2時間かかりますが、あなたは黙って終わらせます。上司はその作業の存在を知りません。知らないので、改善の議題にも上がらない。あなたが頑張るほど、問題は隠れます。やめれば済む話ですが、まじめな人はやめられません。

なぜ、今まで直らなかったのか

終わらせてしまう人の作業は、記録に残りません。残らないものは集計されず、集計されないものは改善対象になりません。あなたが優秀であるほど、あなたの負荷は組織から見えなくなる。これは頑張りの問題ではなく、可視化の問題です。

最初の一歩

やった作業の時間だけ記録する。内容ではなく、時間です。「月末の突き合わせ・2時間」。3か月分たまると、それは感想ではなく数字になります。数字になったものだけが、改善の議題になります。

そのまま使える指示文

AIに貼り付けて使えます。{work} のような箇所は、自分の仕事名に置き換えてください。

私が今月「気合いで終わらせた」作業を、時間つきで並べます。
これを見て、回数が多い順・時間が長い順に並べ替え、それぞれ「無くせるか/減らせるか/減らせないか」で仕分けしてください。判断できないものは、その理由を書いてください。
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(作業名と所要時間だけを列挙する)

あとで、これで確かめる

3か月後、同じ表をもう一度作って比べる。合計時間が減っていれば効いています。減っていなくても、数字が並んだ時点で改善の議題には載ります。

4つの軸それぞれの、使いこなし方

まじめに走り切る人タイプは HDRM の4つの極でできています。軸ごとに、効く使い方は違います。

  • 仕事の覚え方:覚えておく … 頭の中を、口で説明してAIに書かせる
  • 仕事の抱え方:人に渡す … うまくいった指示文を、そのまま人に渡す
  • 決め方:基準で決める … 自分の基準をそのままAIへの指示にする
  • 手の動かし方:手を動かす … 「これ毎回やってる」と思った瞬間にAIに聞く

逆に、やらない方がいいこと

自分の負荷を我慢したまま効率化を考えること。負荷が見えないと、優先順位が付きません。

まとめ

「無理をしないで」と言われても、止まりません。走る力そのものは、削らなくていい。
詰まっているのは性格ではなく、HDRM という組み合わせの帰結です。だから気合いでは動きません。走り切る力は財産です。走った距離を、記録に残す。

16タイプの動画はこちらにまとめています(順次公開中)。

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