こんな覚えはないでしょうか。
- 手順どおりにやることを大事にしている
- 更新しているのは、いつも自分だけ
- 自分が見ていないと崩れる気がする
当てはまるなら、あなたはルールを守り抜く人タイプです。門番がいるから、秩序が保たれています。門番が休む日のことは、誰も考えていません。
これはAI活用の適性を分ける4つの軸のうち、SCRM の組み合わせにあたります。
ルールを守り抜く人の強みは、消してはいけない
基準が明文化されている(R+S)。あなたの判断は説明可能で、引き継ぎ資料もちゃんとある。品質のばらつきが最も小さい型です。
「ルールが多すぎる」と言われることがあります。ルールを緩める話ではありません。 この型で回っている仕事が、実際にあります。
詰まるのは、性格ではなく組み合わせ
守らせる役が、いつも自分。自分で抱え(C)、手を動かして解決する(M)。ルールはあるのに、運用が人力です。「自分が見ていないと崩れる」という感覚は正確で、実際、崩れます。あなたの時間は、判断ではなくチェックに使われ続けます。
実際、こういうときに出ます
たとえば、提出物の形式チェック。ルールは文書化されていて、誰でも読めます。それでも毎回、あなたが目視で確認している。読めば分かるものを読まない人がいるからではなく、確認する仕組みが人間だからです。ルールを整えるほど、チェック項目は増えます。
なぜ、今まで直らなかったのか
ルールを整えるほど、チェック項目が増えます。そして増えたぶんを引き受けるのは、いつもルールを作った人です。整備と運用が同じ人に乗っている限り、負荷は増え続けます。ルールが悪いのではなく、運用が人力なのが原因です。
最初の一歩
チェックの一次判定をAIに渡す。あなたには明文化された基準があるので、それをそのまま指示文にできます。この型は、AIに最も渡しやすい型です。基準が言葉になっている人にしかできません。
そのまま使える指示文
AIに貼り付けて使えます。{work} のような箇所は、自分の仕事名に置き換えてください。
提出物のチェック基準を貼ります。
これを、AIが一次判定するための指示文に書き直してください。判定は「OK/要確認」の2つだけにして、要確認のときは該当箇所と理由を示す形にしてください。
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(既存のチェック基準をそのまま貼る)
あとで、これで確かめる
1か月後、一次判定を通した後の最終確認にかかった時間を測る。短くなっていれば効いています。見落としが出たら、その条件を指示文に足します。
4つの軸それぞれの、使いこなし方
ルールを守り抜く人タイプは SCRM の4つの極でできています。軸ごとに、効く使い方は違います。
- 仕事の覚え方:書いて残す … 自分の書いたものを、AIに読ませる前提で書く
- 仕事の抱え方:自分で抱える … AIに自分の判断を「説明させて」みる
- 決め方:基準で決める … 自分の基準をそのままAIへの指示にする
- 手の動かし方:手を動かす … 「これ毎回やってる」と思った瞬間にAIに聞く
逆に、やらない方がいいこと
判定まで任せきりにすること。最終確認はあなたの仕事です。一次と最終を分けるのが要点です。
まとめ
「ルールが多すぎる」と言われることがあります。ルールを緩める話ではありません。
詰まっているのは性格ではなく、SCRM という組み合わせの帰結です。だから気合いでは動きません。門は守っていい。一次の見張りだけ、交代させる。
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