「まず自分に聞かれる」が減らない理由|AI活用タイプ「頼られる番頭」

AI活用Tips

こんな覚えはないでしょうか。

  • 何かあれば、まず自分に聞かれる
  • たいてい答えを知っている
  • 休みの日にも連絡が来ることがある

当てはまるなら、あなたは頼られる番頭タイプです。番頭は、帳場に座っているから番頭です。帳場を離れられないのも、同じ理由です。

これはAI活用の適性を分ける4つの軸のうち、HCRM の組み合わせにあたります。

頼られる番頭の強みは、消してはいけない

判断の基準が一貫している(R)。誰が聞いても同じ答えが返るので、まわりは安心して聞きに来られる。前後の事情まで踏まえて答えられるのは、覚えているから(H)です。

AI活用の文脈では「属人化を解消しましょう」と言われます。帳場を空けろという話ではありません。 この型で回っている仕事が、実際にあります。

詰まるのは、性格ではなく組み合わせ

聞かれる限り、帳場からは離れられない。基準は持っているのに書いていない(H)ので、質問は必ずあなたを経由します。自分で抱える型(C)で、しかも手を動かして解決する(M)ため、答えるたびに「あなたに聞けば早い」が強化されます。休日に連絡が来るのは、あなたが優秀だからではなく、あなた以外に窓口が無いからです。

実際、こういうときに出ます

たとえば、よくある問い合わせ。「この場合はどうする?」の8割は、実は同じ5パターンの繰り返しです。あなたはそれを知っているのに、毎回口頭で答えている。書けば済むと分かっていて書かないのは、書く時間より答える時間のほうが短いからです。1回ごとに見れば正しい判断で、積み上がると帳場に縛られます。

なぜ、今まで直らなかったのか

答えるのが速いから、書くより答えるほうが常に合理的に見えます。1件の質問に答える時間より、手順書を書く時間のほうが長い。目の前の1回だけを見れば、答えたほうが正しい。10回分を先に数えないと、この判断はひっくり返りません。

最初の一歩

よく聞かれる5つを、AIに口述で書き起こさせる。あなたには基準があるので、話せばそのままFAQになります。5つ書けば、質問の8割が自分の手を離れます。

そのまま使える指示文

AIに貼り付けて使えます。{work} のような箇所は、自分の仕事名に置き換えてください。

よく聞かれる質問と、私の答えを5件ぶん話します。
これを「こういう場合はこうする」という条件つきの形に書き直してください。個別の事例ではなく、次に似た質問が来たときに他の人が読んで判断できる形にすること。

あとで、これで確かめる

1か月後、同じ質問が何回来たかを数える。減っていれば効いています。減っていなければ、置き場所が悪いか、5件の選び方が実態とずれています。

4つの軸それぞれの、使いこなし方

頼られる番頭タイプは HCRM の4つの極でできています。軸ごとに、効く使い方は違います。

  • 仕事の覚え方:覚えておく … 頭の中を、口で説明してAIに書かせる
  • 仕事の抱え方:自分で抱える … AIに自分の判断を「説明させて」みる
  • 決め方:基準で決める … 自分の基準をそのままAIへの指示にする
  • 手の動かし方:手を動かす … 「これ毎回やってる」と思った瞬間にAIに聞く

逆に、やらない方がいいこと

全部の質問に答えられる完璧な資料を目指すこと。完成しないまま帳場に戻ります。頻度の高い5つだけで効きます。

まとめ

AI活用の文脈では「属人化を解消しましょう」と言われます。帳場を空けろという話ではありません。
詰まっているのは性格ではなく、HCRM という組み合わせの帰結です。だから気合いでは動きません。頼られるのは強みです。頼られ方を、帳場の外にも作る。

このタイプの話は、30秒の動画にもしています → 頼られる番頭タイプ(YouTube)

自分がどの型かは、AI活用タイプ診断(12問・無料)で確かめられます。

業務ドックでは、業務を1件ずつ診て、どこにAIや自動化が効くかを設計しています。自社のどの業務から手をつけられるかは、無料の業務AI化診断でも確かめられます。

コメント

プライバシーポリシー

タイトルとURLをコピーしました